▽講演テーマ
「アメリカを覆う深刻な分断と民主主義の危機 〜アメリカ大統領選挙2024の行方はいかに?〜」
▽趣旨
オバマ氏が黒人として初めて大統領に当選した2008年から、アメリカ大統領選挙をウォッチしてきた明治大学政治経済学部の海野素央教授。
2008年、12年、16年、20年、各候補の選対事務所に密着し、各陣営の戦略をつぶさに見てきた。同時に、高校生や大学生たちが行う「戸別訪問」に参加することで、グラスルーツ(草の根)という民主主義の原点を知った。
さらに、10時間以上も並んでトランプ氏の選挙集会に参加して、トランプ支持者たちと交流することで、彼らのトランプ氏に対する思いも知った。
2024年の大統領選挙は、「民主主義の破壊者」としての色合いを強めてきたトランプ氏の勝敗の如何が注目を集めている。
トランプ氏とは何者なのか? ハリス氏との勝負の行方は? 迫るアメリカ大統領選挙の行方を占う。
▽テーマ
①トランプとは何者か?
・実業家として知られるトランプ氏。しかし、本当に事業に成功したのかは疑わしい。
・トランプは、いかにして現在の地位を築き上げてきたのか?
②トランプを支持する人たちの実像
・トランプを支持するからといって、全ての人が粗暴であったりするわけではない。
・むしろ、「親切な人」が少なくないという面も。トランプを支持する人々の姿とは?
③アメリカの民主主義の原点=、グラスルーツ(草の根)とは?
・「説得ではなく、傾聴」、戸別訪問の本質。
・「予備選(Primary、有権者が投票所で個別に票を投じる)」と「党員集会(Caucus、公民館などに集まった支持者が挙手などで勝敗を決める)」の違いと、実際の様子。
④ハリス陣営について
・勢いづくハリス陣営。
・ハリスが訴えるポイントとは何か?
⑤どちらが勝つのか?
・スイングステイトを中心に、どのような票の動きが予想されるのか。
・勝敗の行方は?
⑥日本への影響
・アメリカ大統領選挙の結果は、日本にとって、短期的、中長期的にどのような影響を与えることになるのか?
・日本人はアメリカ社会の分断をどのようにみておくべきなのか?
・アジア最古の民主主義国を謳う日本の民主主義の現状、そして未来は安泰なのか?
▽概要
日程:10月21日(月)
時間:18:00〜受付開始
18:30〜19:30 トークセッション
19:30〜20:30 交流会(ドリンクキャッシュオン)
場所:Hama House(東京都中央区日本橋浜町3-10-6)
最寄駅:東京メトロ半蔵門線水天宮前駅4番口 徒歩5分
参加費:2,000円(税込、ワンドリンク付き)
定員:先着30名様
講師:海野 素央氏(明治大学政治経済学部教授)
ファシリテーター:大城 慶吾(Wedge編集長)、水代 優(グッドモーニングス(株)代表)
共催:株式会社ウェッジ、good mornings株式会社
協力:一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント